引っ越しのマナーは、新しい環境で良好な人間関係を築くためにも非常に重要です。
挨拶のタイミングと範囲
引っ越しが済んだ後、当日や翌日には近隣への挨拶を行うのが理想的です。挨拶の範囲は、自分の部屋の上下左右、同じフロア、エントランスがあるフロアの住人などが一般的です。
挨拶の内容
挨拶状や直接の会話で「本日よりこちらにお世話になります」「今後ともよろしくお願いします」と伝えることが基本です。書面で挨拶する場合、転居の旨を通知するはがきや手紙なども良く利用されます。
手土産
手土産は、挨拶の際に持参するのがマナーです。おすすめの手土産は、お茶やタオル、石鹸など消費期限が長く、多くのアレルギーを引き起こさないものが挙げられます。
予算は５００円～１０００円程度が相場とされています。
一般的にのしは不要とされています。ただ、もしのしをつけるなら「内祝い」や「粗品」といった簡素なものが適切です。
女性の一人暮らし
防犯対策
住所の公開：ポストや表札にはフルネームではなく名字のみを記載するか名前を公開しない方が良いです。
・外に下着を干さない
男性用の下着を外に干すと良いでしょう。
・傘を外に置かない
特にかわいい柄、一目で女性ものだとわかるものはやめましょう。
・チラシを溜めない
他人のポストを勝手に見る人もいます。こまめに確認しましょう。
・カーテンは可愛い色にしない
引っ越し当日には早めにカーテンを設置し、外から見えないようにしてください。女性らしいものは避け、防犯面を重視しましょう。
・ドアスコープを塞ぐ
ガムテープや磁石を使い塞ぎましょう。特殊な工具を使えば外から中の様子を覗かれる場合があります。
・段ボールや郵便物は個人情報を剥がして捨てる
・2階以上に住む(出来れば3階以上)
・ハイヒールの音
挨拶
挨拶はマナーとして好印象を与えますが女性の一人暮らしでは防犯上の理由から、必ずしも必要ではない場合もあります。
上下左右の方にはがきなどで通知するか、管理人への挨拶のみでも良いでしょう。
周りにどんな人が住んでいるか知っておきたい場合は、男性の友人か家族に同行してもらうのもよい方法です。
なるべく一人暮らしであることが知られないようにしましょう！！
その他引っ越しに必要な届け出は国交省のかしこい引っ越しのチラシがわかりやすくまとめてあります。
