上司やお客様に使うには失礼な言葉・表現
１. ご苦労様です → お疲れ様です
２. 了解しました → 承知いたしました
３. しばらくぶりです → ご無沙汰しております
４. いつもお世話様です → 大変お世話になっております
５. 大変参考になりました → 大変勉強になります
６. すいません → 申し訳ございません
７. 私には役不足です → 私には力不足です
８. わが社 → 当社・弊社
９. お座りください → お掛けください
10. どちら様でしょうか → 恐れ入りますが、お伺いしてよろしいでしょうか
11. どうしますか → いかがなさいますか
本当は誤っているにも関わらず、いつの間にか定着してしまった言葉・表現
オフィスやお店・レストランなどを中心に、生活の中で当たり前のように使われ続けた結果、定着してしまった言葉や表現も数多く存在します。
1. ～のほう
「～のほう」は分野や方面などをぼかす働きと、物や方角を示す働きがあります。
✖ コーヒーのほうをお持ちしました
〇 コーヒーをお持ちしました
２. ～からお預かりします
「10000円からお預かりします」などは最近では一般的な言葉となりつつありますが、「から」は不要です。
「10000円お預かりします」が正しい表現になります。
３.御社について存じ上げております
「御社について存じております」が正しい使い方です。
上げるは持ち上げるべき相手がいるときに使う表現になるため、対象が人以外には使わない表現です。
４.お体をご自愛くださいませ
会話ではなく手紙やメールに使われることの多い「自愛」ですが、この言葉自体に「体を大事にする」という意味が含まれています。
正しくは「ご自愛くださいませ」となります。
５.～になります
「～になります」というのは、基本的に物が変化していく様子を表す言い方であり、敬語ではありません。
✖ 200円のお返しになります
〇 200円のお返しです
6.各位様
各位自体が皆様という意味になります。「〇〇各位」「お客様各位」としてください。
7.役職名＋様
役職に敬称をつけるのは誤りです。「〇〇社長」「社長の〇〇様」としてください。
８.お名前をちょうだいできますか
「お名前をうかがってもよろしいでしょうか」が適切です。
